グリーンサイド

船橋カントリー倶楽部のブログです

ペットボトルはいくらか

先日の事です。いつも折ある毎にご助言を賜っている会員さまから、売店のペットボトルについてのご意見を賜りました。ペットボトルが高いから、みんな他所で買ってくる。もう少し安くならないものか。理想は150円くらいだ。価格を下げても逆にトータルでの売上は上がるはず。別にブランド物のドリンクでなくても構わないとおっしゃるのです。

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売店のペットボトル販売に掛かるコストや、販売に掛かる業務負荷などをご説明し、その場は一旦終わりにしました。

 

私自身は、他クラブを訪問したときには、そのゴルフ場でペットボトルを購入することにしています。ペットボトルドリンクと考えると確かに割高ですが、売店やゴルフ場の厳しい経営状況も想像できるので、多少なりとも応援したい気持ちがあります。

 

昨日ブログにその事を書き、願わくば読者の方に同調していただけないものかと思っていました。ちょっと”虫が知らせた”ので、ブログ記事を公開する前に、ご縁のある身内の方々にご意見を伺うと、それはもうまさに炎上状態でした😓

 

コンビニの何倍もの価格でペットボトルを販売しているのは暴利を貪っていて、お客さまの足元を見ている。どこの業界もコストダウンを必死にしているのに、ゴルフ場だけが経営努力を怠っているのではないかとおっしゃるのです。

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そこで、ゴルフ場のペットボトルドリンクの原価を簡便に試算してみました。実在するゴルフ場とは全く関係ない架空のモデルです。

 

スタッフ4名が1日5時間ずつ時給1000円で、クラブハウスとコースに分かれ勤務しているとします。1日の人件費はトータルで2万円です。

 

売店売上の半分がドリンク、半分がそれ以外とします。ドリンクに配賦される人件費は1万円です。


来場者150人と仮定し、その3分の2、100本ドリンクが売れたとすると、1本あたりの人件費の賦課は100円です。

 

人件費以外の経費を人件費の2割とすると、ドリンク1本あたりの経費は120円。これにドリンクの仕入値を90円とすると、トータルで210円が1本あたりの原価となります。

 

適正利益を約10パーセント上乗せして230円。こんな感じです。

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数字は概算で、ペットボトルの販売単価を下げれば経費の賦課分も減りますが、ゴルフ場の考える適正価格のイメージはこのようになります。”ゴルフ場価格”の半分は人件費で、仮に自販機ならば130円に出来るはずです。

 

しかしお客さまの側からすれば、富士山の山頂でもないゴルフ場の売店でのペットボトル販売が、スーパーやコンビニ店の2倍と言うのはどう考えても納得がいかないとお思いになるのでしょう。

 

経費の積み上げで価格を決める方法が、世の中には通用しない。目標価格を決めてから経費を削減する方法にしなくては駄目だ。そこでようやく悟りました。

 

そして『そうだ❗️売店のドリンクを150円にしよう❣️』プロジェクトを立ち上げました🎊

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これは単に自動販売機の導入などではなく、有人の手売りの売店をこれまで通り残しての値下げです。

 

ドリンクの価格を下げても同じ利益を確保するには、販売本数を2倍にする必要があります。販売本数が倍に増えても対応できるよう、業務フローの見直しを図る必要もあります。仕入やアイテム数についても、見直しが必要でしょう。

 

何が出来るか考えたら、久しぶりに脳が活性化してきた感じがしています。

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260円で売れている物を、なんでわざわざ150円に値下げしなくてはいけないんだ❗️(コラッ)と会社から怒られてしまうかもしれません。

 

その時には、値下げが売上アップに貢献する事を数字と結果で示すしかありません。船橋カントリー倶楽部の売店で、安心してペットボトルを皆さまがご購入いただけますよう、引き続き皆さまのご支援のほどよろしくお願いいたします。

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